4-1 月次決算処理のポイント
4-2 月次決算処理の確認
4-3 貸借対照表残高の確認
4-4 損益計算書科目チェック
4-5 営業外収益・費用のチェック
1   営業外収益

@  受取利息及び配当金
預貯金及び公社債の利息、合同運用信託及び公社債投資信託の収益の分配金並びに貸付金利息は受取利息で収益計上します。内国法人、外国法人からの株式、出資金の利益の配当、剰余金の分配、公社債投資信託以外の証券投資信託の収益の分配金は、配当金として収益計上します。利払い日が年1回または年2回となっているため、利払い月を確認します。


2   営業外費用

@  支払利息
短期借入金、長期借入金の返済を行った場合、その支払金利を費用化したかを確認します。利払いは、毎月払い、四半期払いなど支払期日が決められており、計上額も償還明細を確認する必要があります。
A  貸倒損失
貸金等の全部または一部の切り捨てをした場合の貸倒は、法律的に法人の有する債権が消滅したときと、債務者の資産状況、支払能力等から見て事実上債権回収ができないことが明らかになっかかを確認します。貸倒の認定に当たっては、決定的事象を証明する証拠書類を保管作成することが要件になる。
@ 債権者等会議議事録の写し、協議内容の移し等による事実確認
A 債務者に対し書面により明らかにされた債務免除額の確認
B 債務者の負債整理を定めている場合の合理的な基準
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